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  • 執筆者の写真rei

collaboration

コラボってのを初体験しました。


なんか昔からコラボっていワードが嫌いで嫌いで、同業者で尚且つ同じジャンル同士でやるコラボ。

なんかそういうコラボって、商業的過ぎて内容も然ることながらダサいことしてんなって思ってたんです。


でも初めてコラボしてみました、松川トモナ氏。


先に言い訳します、異業種なんでどんなものが出来上がるかワクワク感、そして彼女の描く絵の素晴らしさ、マテリアルの期待値があったので形にして見たいという欲求にかられました。

同業で同ジャンルでやる、出来上がり全然おもんない商業的なものではないです。


まぁやっぱり彼女の描く絵が素晴らしいのが大前提であり、でもその根底にieribの物作りと同じ陰を感じて共感して、そしてその陰が女性目線の陰だったので凄いなと。


物を作り出す人間てやっぱり深い隠の要素を持ってるし、それをものづくりを通してその鬱憤を発散したりであったり、表現してるってのはあると思います。


あとマテリアルですね。

絵を描くキャンバスでそのままカバンにしました、そして実際にカバンとして形にした真っ新な状態のものをトモナ氏にバトンタッチして描いていただきました。


昔ヨーロッパに住んでる時、目が飽きるほどいろんな美術館で宗教が見てきた背景もあり、あの油絵が経年で割れてるのがカッコいいなと思ってて、それをバッグで出来ないかと思いました。


レザーも着用者によって完成される物だと私自身認識してますし、出来上がりが100ではなく、育てる物。


その要素を表現したくて実際に絵画に使用されるキャンバスでカバンを作りました。


綺麗なものはいずれ劣化しますが、劣化しても綺麗なものを共に表現したかった。

こんなに美しく描かれたものが劣化して、油絵具が割れた時にどんなものになってるのかてのが。


それを一緒に表現できるのは彼女しかいないですし、その辺の価値観は共有できてましたし。


彼女の女性像としては男勝りな性格もさることながら描く内容もカッコいいですね。


そろそろ彼女の経歴も。


あの森ビル美術館にも貯蔵されてる彼女の作品を見て頂ければ全て合点がいくと思います。




物を生み出す人間である以上ワクワクするあの感情を持ち続けることは大事だし、そういうタイミングを作ることも大事。

(↑刺激がないと閃きもないし、昔はいきなり休みとって東南アジアせめてたんですけも、この御時世そうもいかないので…)



かの有名なファブルでもありましたけど、田高田社長が、「経験は思考から生まれ、思考は行動から生まれる」


人の倍動けば経験値は倍、行動こそ全て。うまくいくかいかんか、お金になるのかならないのか、それは後から考えるくらいの超えるワクワク感、それが無いとマヒしますしね。





また不定期に、二つの異質要素を繋げ合わせて、面白い物を形にできて私どもが満足できたら本望です。



【コラボレーションアイテム】


京都を拠点とするレザーブランド、ieribとコラボレーションバッグを作成しました。


本体には、Love Yourselfシリーズの植物をあしらいました。プリントではなく、油絵具で直接描き込んだ1点ものです。使い込むと少しずつ油絵具がひび割れて、時間の経過による味わいも楽しめます。


モチーフは、「永遠の幸福」という花言葉のゴムの木。500年もの耐久性があるとされている油絵具を使って、強い生命力を持つ植物を描き、このコロナの時代を生き抜くシンボルをイメージしました。


実物は、東京・京都で開催されるieribの新作展示会にてご覧頂けます。


<ierib 新作展示会 京都展>

ERA OF COVID

日程:9/18(土) - 9/20 (月)

場所:Nodehotel

京都府京都市中京区蟷螂山町461番地


<ierib 新作展示会 東京展>

ERA OF COVID

日程:10/1(金) - 10/3(日)

場所:東京都渋谷区渋谷1丁目10−2 志水ビル2F


メール:info@ierib.com

ierib インスタグラム:https://www.instagram.com/ierib/


期間中はデザイナー本人が採寸やカスタムなどの対応を個別に行うため、完全予約制となります。上記のメールアドレスに事前にご連絡いただくよう、よろしくお願いいたします。

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