
RIBLA BAG - Guidi
- rei
- 6 日前
- 読了時間: 2分
リブラバッグ誕生の裏話
なぜ「リブラ」なのか?
正直、これといった深い理由はありません。けれど一番しっくりくる理由は「世代だから」ということ。自分が5、6才の頃、テレビをつけるとよくゴジラがやっていました。あの、大きな怪獣たちが繰り広げる迫力ある戦いは、仮面ライダーや戦隊ヒーローとはスケールも存在感もまったく違っていて、夢中になって見ていました。親がフィギュアを買ってくれた記憶もあって、今でもその感覚が心に残っているんです。

ゴジラと過ごした時間
学校が終わったらすぐにテレビの前へ。そんな生活の中でゴジラは特別な時間でした。ただ、中学・高校と成長してからは全く見なくなりました。でも最近、新しいゴジラ映画「シン・ゴジラ」や「ゴジラ-1.0」なども出てきて、懐かしさからたまに昔のちゃちい特撮感のある作品を見返したりしています。

好きなゴジラはどっち?
昔のゴジラか、ハリウッド版のゴジラか。自分は断然「昔の異質な怪物感」のあるゴジラ派です。最近の恐竜やトカゲのようなリアルな造形よりも、あのなんとも言えない“着ぐるみ感”の方が好きで、その感覚はこの「リブラ」にも表れていると思います。縫製上どうしても形に制限はありますが、それでもかなり気に入っていて、自分の家にも置き物として飾っているほどです。

リブラバッグのこだわり
こだわりというより、まずはパーツ数がとにかく多い。そして、その全てを自分の手で作っているので、完成まで少し大変なんです。でもその分、愛着はひとしお。バッグとしての機能性も意識していて、容量、自立性、そして肩に掛けたときに体に沿う形を重視しています。なるべく持っていて邪魔にならないように、そして存在感は失わないように設計しました。

持ってほしいシーン
「どんな時でも」持っていてほしいですが、個人的にはロングコートと合わせると渋くてカッコいいと思っています。同世代の人にはぜひ試してほしいし、京都の街中でこのバッグを掛けている人を見かけたら……嬉しいですね。もちろん他の街でも。

注意点
使用している革はGUIDI Fiole。この素材は色落ちが起きやすい特性がありますので十分にご注意ください。

最後に
リブラバッグは、ただのバッグではなく、自分の幼少期の記憶や感覚、そして今のものづくりへの想いが詰まった特別な存在です。持つ人の日常に、ちょっとした“怪獣感”とワクワクを添えられたら嬉しいです。
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