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Crocodile Single Raiders…

  • 執筆者の写真: rei
    rei
  • 2025年8月19日
  • 読了時間: 2分

形とデザインのこだわり

形は襟付きのシングルライダース。過度な装飾でクロコダイルの革のよさを損なうことより、シンプルで革の存在感が全面に出るようにした。あえてビカビカ光沢の強いクロコダイルは使わない。ラグジュアリーな一品や本当に特別な時にというより、日常で着倒してほしいからこの形にした。


襟もシャープにすることで顔周りがよりシャープに見え、あくまでスッキリ収まるサイズ感に。フロントのファスナーの光沢とパーツ感はこのクロコダイルには合わないと考え、大きな比翼で隠した。



素材の選定と特別な旅

革はラージクロコダイル。とても特別な素材のため、自分の目で一枚一枚選定したく、デザイナー自ら東南アジアにあるクロコダイル専門タンナーへと足を運んだ。その時の特別な話はぜひデザイナーから直接聞いてほしい。




クロコダイル革の難しさ

クロコダイルという革はとても難しいものだ。他の一般的な革と違い、鱗のような模様=腑が存在する。クロコの種類によってサイズや形も異なり、個体によって体の背の真ん中に対する左右の形のバランスも本当に違う。だから選定と、各パーツをどこから取るかに細心の注意を払う必要がある。



マットな質感を選んだ理由とシルエット

今回選んだクロコはいわゆる巷によくある光沢の強いタイプではなく、マットな質感を選んだ理由は前述の通り日常に落とし込みたかったから。丈は他のモデルよりほんの少し短く、きれいなスラックス、自分はあまり履かないけれどカジュアルなワイドパンツにも合うようにした。



製作時の想い

制作にかかった正確な時間は出せないが、ひと針ひと針縫う時にも最新の注意を払う。一瞬の油断が全体を損なうからだ。




裏地の選択とその魅力

裏地は表地とは対照的にギラギラのエルメススカーフを選んだ。マットな質感のクロコダイルのジャケットを脱いで、ちらっと見えた裏地がこれならセクシーでしょ?と思ったからだ。


当然シルクなので着用とともに破れなどが出てくるが、それもまた一興。クロコの表地と、その時間の経過を感じさせるところもまたいい。もちろんリペアも可能だ。あえて破れた箇所を違う布でパッチワークにしても面白い。




次に袖を通す人へ

この特別な一着はどこの誰が着てくれるのだろうか。すごく楽しみにしている。これが誰かの元に行けば、また東南アジアのタンナーに旅行とともに出向いて、あの楽しい選定の時間を過ごしたいものだ。次に着る人に思いを馳せて。




 
 
 

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