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  • 執筆者の写真rei

アルチザンという言葉、服を仕立てるということ


巷で良く使われる言葉アルチザン。これは、日本語に直訳すると「職人」という意味になります。元々の語源はラテン語でARTIST(芸術家)⇨ARTISAN

イタリアに住んでいた際もartigianale(アルティジャナーレ)という言葉をちょくちょく耳にしていましたが、それは主に手作業で製品を生み出す「職人」を表します。

ただ語源もわからず何となく日本では使われていますが、自らの手でものも作れないデザイナーと同列でそのジャンルや言葉に並べられることはあまり良い心地はしませんが。笑

毎日作る私たちと、デザイン画だけ描くのとでは素材に対しての知識量があまりにも違うので。


ブランドの殆どは工場に生産を丸投げします

じゃないとコストや納期が合わない


ただ工場ではライン作業になるので、作業に合わせて細分化して、服を組み立てていきますので、工程ごとに担当する人が居ます。


例えばポケットのフラップを作る人、袖を作る人、裏地の背中だけ縫う人、ボタンつける人


確かにその方が効率化は図れますが、うちは丸縫いが基本となります。


丸縫いというのは、一人の職人が一着の全工程を縫い上げるものなので

 

通常の既製服の工場では行いません、何故ならとんでもなく非効率だからです。


でも元々ファッションなんて娯楽ですし、手間暇かけてかけたものをお客様に着て頂きカッコつけて欲しいですし

 

デザインを描き、パターンを見て、生地の特性を把握し、素材ごとに縫い方も微調整します


私たちは謂わば料理人であり、その素材に合った調理方法があり、加工方法があります、それは日々指で感じながらモノを作り上げているからこそ成り立つ自負でもあり、それをお客様に評価して頂き初めて成り立つものです。


一般の御客様は最終的な成果物しか目にすることがないのか殆どだと思いますが、ものには背景があり、そこに至るまでの長いストーリーがあります、またそれは誰が作り上げたのか、どのような方法で作り上げたかで付加価値は変わると信じています





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