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NEW ONE right before the massive heat

執筆者の写真: reirei

更新日:2023年6月15日

タイトル通り真夏前の新作紹介。

まあ季節も季節だし、こんな時期に黒いジャケットばっかり見せられてもって思います。

ですので、今回はICE GRAYカラーでサンプル作ってみました。


シルエットは結構緩めで作ってます、でも着られてる感ない感じのパターンワーク、そう秀逸。


釜底はピボットスリーブ(袖の真下)、運動量確保。


緩めでもええ感じで着れるヤボったさ、でもそれを払拭する素材感、プラマイゼロ。

途中から何を言ってるのか分からなくなりましたが、要はカッコ良さには常にダサさが同居している必要性があることを説きたかっただけです。


昔イタリアのサルトで修行していた時、毎日イタリア人を見て、よくイタリア人のモノ作りを目にするわけですが、何がいいってあの抜け感なんですよね、ダサカッコイイがそこら中にあり、必ず完璧なものづくりをしない(できない)んですが、それが色気だったり、温かみだったり、それが服に宿る。


教科書通りの服なんて正直誰でも2年あれば作れますしね。


日本はトヨタ、イタリアはフェラーリ。

量産品を安価に、同じ高い品質レベルを保ち作るのが日本人。

イタリア人はムラがありながらも、それが色気につながり、そのムラさえも許容させてしまう。


そう、多分そういうモノづくりを体現したのが今回のコート


レザーはKUDU、素材感も柔らかく着やすい、でも1.2mmなので重量感もしっかり。

デカめのフードはファスナーで収納でき、使わないときはハイカラーで首元を着飾り、使用する際はファスナーを開けることでガッツリかぶって自分の世界入れます。


ポケットもフロントに4個配置してるので使い勝手も良し。


レザーは何でも御相談頂ければと思いますが、こういったデザインのものは形が出やすい素材感より、柔らかく落ち感が出るレザーの方が断然おすすめです。


例えばディアーとか、ホースハイド0.8くらいまで厚み落としてとか、極上ベビーカーフとかでいくとか。




















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