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  • 執筆者の写真rei

新型レザジャケ

皆様明けましておめでとう御座います。

昨年は大変お世話になりました。

そして今年もieribをよろしくお願い申し上げます。


去年はホントコロナに始まり、コロナで終わったので物作り以外のことで疲れました、どこもそんな感じだとは思いますが。。


自分の得意であり、好きなことを仕事にしてるのでそのことをさせて頂ける環境と有難さには常に感謝を忘れたことは無いです。

そして関わって頂いている全ての方々のお力添えがあって成り立っているものだと再認識した一年でもありました。


私はものを自らの手で造ることでしか自分を表現できないのでそれを通して今後も表現し続けることに邁進致します。


さて話を戻しますが、

今年最後に作ったレザーブルゾン。

ホント良い感じに仕上がったのでかなり満足に年越せました。



中高とアメリカに住んでいた際にピッツバーグ近郊の古着屋で買った手持ちのビンテージのpetersぽいジャケットを元ネタに色々とデザイン変えて作り込んでみました。

*おそらくpetersではないと思います*


肩付近まで覆うダブルぽいデザインで、当時のレーシングジャケットですね。

オリジナルはボタンホール+ボタンなんですけど革の硬さとか考慮すると自分でボタンかけれないし色々と改良点があり、それをieribらしいデザインで解釈したデザイン。





レザーはフルベジのジャパンホース。

製品後ワックスをかけているので艶があり、アタリもあります。

オイルもがっつり食わしているので、しっとりとしていてもちもちした手触り。

厚みは1.2㍉あるのでかなり重厚感のある着心地です。当然重さもありますが…


でも馬なんで厚みの割には軽く許容範囲内。



紐の部分は真田紐を使ってます。

昔着物、刀、箱とか縛ってたアレです。


背中はダーツ取ってカーブ作ってシンプルに。




自分の頭の中で描いていたデザインとそれに見合う素材が完全に合致した時はこの仕事してて一番テンションが上がる時ですね。


こればっかりはデザイン画描いても分かんないし、やっぱり実際の素材で、自分で縫いながらその場でアレンジして仕上げないとわからないんで。








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